【メキシコ留学】休学手続きについて
留学に行きたいけど
大学もあるし、就活も不安だし、交換留学のほうがいいのかな?
休学の手続きって大変なのかな？
なんて悩んでいる方いませんか？
各大学によって休学申請の方法は異なりますが
この記事では実際に私がどうやって休学したのか
そして休学をするときに注意点を説明したいと思います。
休学とは？
休学とは簡単に言うと在学している大学に籍を残したまま
学校をお休みすることです。
学校を休むということはもちろん、学校の授業を受けられませんし
単位を落とす心配もありません。
休学するには様々な理由がありますが
その理由の多くを占めるのが留学です。
またワーキングホリデー（ワーホリ）・海外インターンがあります。
その他にも金銭的に学費を払う余裕がないため、アルバイトで休学をする。
学生のうちにやっておきたいことがあるため休学するなど
様々な理由があげられます。
休学するメリット
大学を休学したいと思う学生の多くが何かしら理由を持っていると思います。
休学の意思をお持ちの学生に、休学をするメリットを紹介します。
大学の単位を気にせず自分のやりたいことができる
これは多くの学生が求めているものだと思います。
休学をすれば自分のやりたいことに向き合う時間がかなり増えます。
私の学科は4年生の終わりまで必修があるので
自分の行いたいとを実行する時間がありませんでした。
しかし休学をすることで自分が行いたいことができ
大学の授業・単位を気にする必要がないのでまさにストレスフリーの生活が送れます。
自分の将来を見つめる時間ができる
休学をし自分の時間が増えることで自分の将来を見つめる時間ができます。
自分の進路はこれでいいのか、本当は違うことがやりたかったのではないのか
そんな思いを持って４年間を過ごしてはもったいないです。
自分にとってベストな選択肢がわからないまま就活をし
苦しい思いをしないためには休学はとてもいい選択肢です。
休学をし自分のやりたかったことはこれだ！
と見つけるために様々な場所へ出かけ、刺激を受けることをお勧めします。
大学では出会えなかった人に出会える
大学４年間はあっという間です。
大学４年間で出会える人数は限られてきますし、時間にも余裕がなければ
出会える人数はかなり減ります。
私は休学をし留学先で様々な人に出会いました。
国籍の違う友人、日本企業で働く日本人、日本企業で働くメキシコ人
メキシコで弁護士をしている男性、世界一周をしている人
NGOで働く人、路上で生活をしている人
働きながら語学学校に通う人・・・
日本で学生をしていては出会えなかった人、出会えなかった話を実際に聞けて
とても刺激を受けました。
さらに（日本でも行われていますが）メキシコではLGBTQのパレードや
政治デモなどが行われており様々な分野に対して理解を深めることができ
自分の知識を深め、差別や偏見を持たなくなりました。
自分の視野が広がった気がします。
休学するデメリット
自分の好きな時間ができるというメリットだけを見つめて休学し
あとで休学しなければよかったと後悔をしないために
私が実際に体験した休学のデメリットを紹介します。
復学した際に大学の授業に集中する切り替えが大変
私は大学でもスペイン語を専攻していましたが、
復学後大学の授業に切り替えるのがとても大変でした。
メキシコでは家から徒歩１０分の距離に大学があり
起床する時間も朝の８時とゆっくりした生活を送っていました。
しかし日本に戻れば、通学時間は電車で1時間３０分
起床時間は朝の６時半という生活サイクルで体が慣れるまで辛かったです。
さらに私はスペイン語を学習しにメキシコに来ていましたが
もし休学される理由が自分の専攻科目とかけ離れている場合
復学した時に大学の授業についていけず
単位を落として卒業がさらに遅れる、、、なんてこともあります。
しっりと意思を持つことが重要です。
年下と生活する必要がある
大学を休学することは
休学した時の学年をもう１度受ける必要性が生まれてきます。
しかし復学をすれば同学年だった友人は１つ上の学年になり
自分は１つ下の学年の授業を受けます。
つまり１つ下の学年と授業を受けなければならないのです。
これは大学に限らず、社会人になってもこの先ずっと
１つ下の学年と生活をしていく必要性があります。
卒業式も１つ下の学年と行いますので、そこがデメリットというか
１から友達を作るという意味で少し苦労するかもしれません。
休学の注意点
休学というのは許可が下りればだれでもできてしまいます。
その分安易に決断をしてしまうと後々自分を苦しめる原因になるかもしれませんので
休学をする時の注意点にしっかり目を通して考えてみてください。
自分の目標・生活の流れがしっかし計画立てられているか
休学というのは何かしらの理由があって行うものです。
なぜ自分にとって休学が必要なのか今一度考えてみてください。
義務教育の長期休みとは違い、先生たちから
あれをしなさい、これをしなさいと指図されることもありませんが
だらけるのか、目標をしっかし達成するのかは自分次第となります。
もしこの記事を見てくださっている人の中で
休学して留学をするか交換留学で留学をしようか迷っている方
いると思います。
もし交換留学で実行することができない何か目標があるのであれば
休学をお勧めします。
しかし語学学習を留学の目的にするのであれば交換留学でも事足りると思いますので、無理して1年休学し卒業を遅らせる必要はないのではないかと思います。
私の場合メキシコでの語学学習+長い間関心のあった事業に長期インターンをするというのが目標でした。
しかし交換留学であれば、大学の授業を休み単位変換ができなくなってしまうため休学という選択をとりました。
私の友人で交換留学で留学をしながら
歌手デビューしたり、ダンスをやったり、劇団をやったり
自分がやりたいと思っていることを両立して行なっている人もいました。
自分の目標に合わせて選択をしてみてください。
奨学金の契約が復学後も続けられるか
この記事を見ている人の中で、奨学金を借りている人いるのではないでしょうか。
私も奨学金を借りていました。
幸い私の奨学金は
休学中は給付を止め、復学をした時にま
た給付をしていただける制度でしたが調べてみると
休学をすると貸与・給付を取り下げるという奨学財団もありましたので
自分の奨学財団の契約を確認してみてください。
休学するのに必要なお金を逆算
大学にもよりますが、休学するために必要なお金があります。
それが休学金です。
休学中籍を残すために払うお金といってもいいでしょう。
（※籍は残っているので大学の設備は使えます）
私の場合半年で５万円程度でしたが
大学によっては１年間で15万円なんてところもあるようです。
日本にいながら休学をする場合、アルバイトができるので問題はありませんが
もし日本を離れお金を稼ぐことができない環境であれば
事前に逆算してお金を貯めておくことをお勧めしますよ！
休学手続きの流れ
(1)両親と話をする
(2)学生課に資料をもらいに行く
(3)入金をする
(4)必要署名を先生に受けに行く
(5)期限内に資料を学生課に提出する
